カーキとオリーブとローデングリーン
チノパンの歴史を知ると面白い。
その昔、イギリス軍は真っ白なパンツで戦場に向かったそうな…。
ところが、白だと敵に目立ってしまうということから、カレー粉、コーヒー、桑の実を混ぜた汁でインドの土の色に染め上げたとのことだ。
そしてこの時できた色が「カーキ色」。「カーキ(Khaki)」というのはヒンドゥー語で「土埃」「土色」という意味らしい。
カーキと言うとくすんだグリーンを思う人もいるかと思うが、この歴史を知れば、カーキとはベージュのこと。
くすんだグリーンはオリーブと言うのが正しいことになる。
古着屋で見つけたノースフェイスのナイロンパンツ。
これはオリーブと呼びたい!
その昔、川崎のMというオッさんが、グリーンのフリースを毎日のように着続けて、毛先も倒れてカサカサな感じの、まるで回転寿司屋の粉茶みたいな色にエイジングして着ていたが、あれはオリーブだろうか?
もしかしたら、例の「ローデングリーン」ってやつかもしれない…。
今度はローデングリーンについて調べてみよう!
うっれし!